【脱党支援センター首里建訳 猪瀬晴久編集2019年2月5日】
当局が抗議デモに武装警官を派遣している動画が、ネット上に見受けられる。
【大紀元2020年2月3日 大紀元記者・周慧心氏発信 】
2月1日、温州市は2月2日~8日の間における市民の外出制限を発表、各世帯における外出を、2日おきに1人だけが食料品等の買い出しに行けるとした。
また、市内にある54ヶ所の高速道路のゲートの内、14ヶ所を閉鎖した。
外出制限を受けて、市民と警察との衝突があったという動画がネット上に流れた。
動画の中では、群衆化した市民と警官との激しい押し合いと口論の様子などが見られる。
「感染症流行のため、村民の出入りを厳禁する」というバリケードが写されている。
「温州が閉鎖された後、当局が感染者を適切に扱っていないため、健常者の感染機会が急増、市民が抗議活動を行い、警察と衝突した」という声が上がっている。
「ウイルスが来ないようにしているのだ」と、市外から来た人に暴行をふるっている。
「今、生死の境の真っただ中にいるのに、なぜ傷つけ合わなければならないのだ」という嘆きが聞こえる。
病人が乗車している大型バスを、市民が取り囲み行く手を阻んでいる。
別の映像には、盾を持った武装警官と思われる列が道路の中央に立つ姿が映っている。
傍らには武装警官を輸送して来たであろうトラックが見られる。
温州語で警官を非難する声も聞こえてくる。
湖北省に次いで、新型肺炎の深刻な流行がある都市は温州である。
中国共産党の公式データによると、2日現在、各省における新型肺炎と確認された
患者数は浙江省が中国第2位であり、温州市がその3分の1以上を占めている。